最近、体のバランスを崩すようなことがあり、一瞬「年齢のせいかな」と思いましたが、いやそんなことはない、と自分に言い聞かせました。
年齢のせいにしますと、自らに年を取っているという暗示をかけてしまうような気がしたわけです。
そこで、他のせいにするために、地球の自転あるいは公転の速度が一瞬速くなったのではないか、などと突拍子もない屁理屈を考えてみました。
そもそも地球の自転や公転のスピードを知らなかったこともあり、興味がわいてきて調べてみました。
自転の速度は緯度によって異なりますが、日本あたりは時速1,400km、秒速400mだそうです。
つい先日のニュースでは、8月5日は1日の長さが1.25ミリ秒短くなるかもしれないということが報じられました。
地球の自転を観測する国際機関などのデータ分析から、こんな予測が出されました。地球の自転が速まっているためで、このまま1日が短くなると、初の「負のうるう秒」が導入される可能性もあるということです。
やはり私が体のバランスを崩したのは、自転のスピードが上がったせいだったのです(笑)
また、公転はもっとすさまじいスピードで、時速10万8000km、秒速30kmということです。これじゃよろけてもおかしくないわな、などと自分を納得させました。
それにしても普段、このスピードの加速感を感じることはなく、慣れてしまうということは恐ろしいものだと改めて感じました。
時速10万kmで太陽の周りを回っている感が実際にあれば、ガリレオらが地動説を唱えてもひどい目に遭わされることはなかったのではないかなどと考えてしまいます。